ウキアシタタズ

頑張れたことを頑張って書きます

バイト

はじめに

みなさん、あけましておめでとうございます。
遅いですね……。この挨拶が皆さんにとって何回目なのかは分かりませんが、私は今年32回目に言いました。
年末年始、みんなゆっくりしたかったですよね。しかし現実は非情なもので、飲食・サービス業は年末まで、そして年始からお仕事が始まってしまいます。その上学生はクリスマスにはシフトを全然いれられないから、社員の方にそのしわ寄せが…なんて状況はよく見ます。今年はノロウィルスや風邪が流行り、さらに人員不足が加速したのではないでしょうか。
私の働いているバイト先もまさに同じ状況になってしまい、大変だったのでその時の話をします。

「大変」といっても、恐らく一般的な「大変」であって、社会人にとっては大したことじゃないかも知れません。私がそれでもここに書こうと思うのは、それなりに気付きがあったからです。
そういう意味では
「当たり前だろ!ただ気持ちはわかるかもな」
という風に読んでもらったら良いかなと。それでは、よろしくお願いします。

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前提
私が働いているバイト先はカフェです。ホールとして動くことが殆どで、まさに接客をしている感じでしょうか。
あと、ほぼ有り得ませんがこの記事をバイト先の人が見ていたら、色んな意味であまり気になさらないで下さい。

 

社員ってのはすげーんだ
私は今回、代打として非常に長い時間をお店と共に過ごしました。結果としてめっちゃ疲れたし、もうこんな無茶はしたくありません。でもですよ、社員の方って結構ロングで働きまくってるんですよね。なのに代打でしかない私が疲れている所を労わってもらったり、凄いリードしてくれるんですよ。自分たちだって疲れていない訳が無いのに、ホントもうすげーよって感じです。

働くことって飲食業に限らず大変なことだと思いますが、人間キツくなってくると余裕がなくなって自分のことばかりになりがちですよね。だからこそ今回は周りの大人の余裕を思い知らされました。余裕は魅せるためにあるのよ!

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体調管理は誰のために
今回代打になることで連勤を強いられたのですが、例えば代打である私が体調不良を起こせば、今度は社員さんや他の人にそのしわ寄せがきます。

「体調に気を付けてね」という言葉は、「体調を崩すと本人が辛いだろうから〜」と相手本人を直接気遣うような意味合いが強いと思います。しかし本当に体調に気をつけることで救われるのは、自分ではなく周りの人です。風邪を伝染すとか、そうじゃないかって問題だけじゃなく、人と関わっている以上、空いた穴を埋めさせる苦労をかける、そこにポイントがあります。特にそれは仕事であったり人員が必要なものほど顕著でしょう。

体調に気を付けてね、という言葉は誰かに言われてナンボ感がありますが、私は自分に言い聞かせるための「戒め」であると思います。

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↑マスクの意義を考える

コントロールできる「無理」をしよう
最近では電通の問題があったり、ブラック企業云々の話が盛んにされています。明確な線引きこそないものの、過酷な労働条件に苦しめられる人がいるのは事実であり、解消すべき問題です。ただ私が思うのは、「人間多少の無理はしてみないと、成長はしないな」ってことです。

高校時代の過ごし方は人それぞれだと思いますが、私は部活…フェンシングをやっていました。

チクチクしそうなアレ - ウキアシタタズ


そこでは色んな「無理」を自分に強いるシーンがいくつもありました。キツイ練習を続けていくこと、人間関係、上下関係、言葉遣いなど、他にも帰宅部であれば感じることもないような無理はしてきたつもりです。当時はとにかく付いて行くことばかり考えていたので、それらを「無理をしている」なんて微塵も思ってもいませんでしたが、今になって思えば結構自分に負担をかけていたんだなと。

ただ、それらの「無理」は非常に充実した時間と成長を私に与えてくれました。「キツそうだからやらない」と最初から無理を避けようとしていたら、今の私はいません。勿論部活に強制力はない上、辞めようと思えばすぐに辞められるという点では、仕事とは異なります。しかし、無理をしなければ自分の体力の限界はいつまで経っても変わらないままです。出来ないことは出来ないままです。

話を元に戻すと、ブラック企業だと言われるモノは超絶過酷な状況に加え、その「無理」をコントロールできない(させない)ことが問題であると私は考えます。幸い、私が働いているバイト先は本当にいい人ばかりだし、辛いといえばすぐにでも心配して対応してくれるような場所です。だからこそ、自分で負担をかけていく作業が必要なんだと思います。コントロール出来る「無理」というのはそういう意味です。ロングでシフトに時々入るのも、率先して代打になるのことでも、人が少しでも避けるものに敢えてぶつかっていくのもアリなんじゃないかなーなんて。

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↑最初はまず頑張ろう。

限界の時こそ踏ん張れ
限界が近づくと、人は余裕がなくなる。なんて話を先ほど少しだけしましたが、余裕がなくなると自分の負担にならないように振る舞うようになり、普段言わないようなこともグダグダ喋るようになるんじゃないでしょうか。今回はかなり忙しく愚痴を垂れる暇もなく働き続けたので、そんなこともなかったのですが、普段疲れると「つかれたー」なんて言って周りに頼っちゃうこと、ありません?
そんな自分が嫌だと気付き、疲れてるのは自分だけじゃない。と言い聞かせて、身を引き締めるようにしました。根性論も馬鹿にならないもので、職場の士気や雰囲気を下げないために必要なことです。そういうものが良くないという立場もあるのは知っていますが、それでもやっぱり、人の前でため息はつきたくないものです。社会が変わるしかないね☆

 

まとめ
今回は記事というより、働いていて思ったことを書きまくった感じになってしまいました。別に特定の目的のもとで書いたという訳でもないので、反省はありません。静岡の時も、穴の時もそうですが、やっぱり自分のキャパシティを超えてこそ発見がありますね。それこそコントロール出来る無理、という意味でこの記事とリンクしてくるかなーと。

ちなみに、これで資金を貯めることに成功したことで友人とシンガポールに行けました。それについてもまた書こうと思いますので、どうぞそちらもよろしくお願いします。(おわり)