浜松まで歩いてみた②
前回の記事は気付いたことについてだったので、今回は具体的な物や場所について書きます。
持ち物
歩きなので重いと死ぬなと思い、最小限に抑える努力はしました。
※5日間で行く見込みは最初から経っていたので、そのつもりで荷物は用意しました。
- 着るもの
コインランドリーぐらいあんだろとタカをくくっていたら意外と無いのが旅道中。3日分の着替えを上手くローテーションして臭くならないようにしました。多分臭く無かったはず…。
- 寝袋
ぶっちゃけると別に私自身、旅に凄い慣れているわけではなく、道具も大して揃っていないので、人から借りました。洗って返しましょう。あと一番かさばるのもコレ。
- 靴
最も履きなれているバイト用のスニーカーを使いました。今回靴ずれで死ぬほどダメージを受けたので、靴は大事。(当然)
- リュック
Gregoryのやつです。多分40リッターくらいかな。これも部活の時から使ってるやつで、本格的に旅をする人からするとRPGの初期装備みたいなもんだと思います。寝るとき枕として使えたのは有能と言わざるを得ない。
- 靴下
下調べしたら沢山持ってけと書いてあったのでかなり持っていきました。重ねて履くことで靴ずれの緩衝材に。大分痛みはマシになりました。ありがとうインターネッツ…。
- モバイルバッテリー
5000mAのを持っていきましたが、割と不安のある容量でした。初心者からすると携帯死んだら終わるので、20000mAくらいの方が良い。
- タオル
沢山必要で、気持ち多めで持ってって足りないくらいでした。(無計画)
温泉ばっか行ってたので仕方ないだろ!
- ポンチョ(雨具)
カッコイイの買ったのに雨降んなかった…。でも降らなくていいです。本当に。
- お金
2万くらい使いました。ただ、やっぱり大金持って野宿とか危険過ぎるので、使う分だけコンビニで引き出してました。手数料が一切かからない新生銀行は旅との相性が非常に良い。
- iPodとイヤホン
これは…必需品じゃな?歩くだけのこの旅における最大のサポートアイテム。がんばれ!って感じの曲が次の1歩を進ませます。旅っぽいプレイリストを作るのも吉。
ちなみに私はカナル型イヤホンを使っていますが、イヤーピースはゴムっぽい奴にするのをオススメします。汗で凄いことになります。
- 携帯(iPhone)
写真とちょっとした地図の確認でよく使いました。他にはやばくなったら使う!という安心感は大きかったです。
迷ったけど持っていかなくて良かったもの
- 一眼レフ
でかい、重い、(無くすのが)怖い。以上。
正直iPhoneあれば私は十分でした。
- 水筒
「最悪ペットボトルでどうにでもなるだろ」と割り切ったのが功を奏しました。どうにでもなる旅で良かったです。
- 本
暇な時間くらいあるだろ。
→ない。
くらいでしょうか、意外と少ない。
途中で買ったもの
靴ずれに使いました。あんまり傷口が広いと気休めにしかなりませんが、そうでなければ大きな効果を発揮します。
- 大量の水
コンビニが見えれば大体買ってました。
量に関しては、「次のコンビニに出会える確率」との駆け引きでしたね。景観がど田舎であるほど大きい量のものを買いました。
- 絆創膏
田舎は歩道がほとんど整備されておらず、木々が生い茂っており、通る度にどっか切ってたりします。なので割と重要だったかも。まぁ傷を放置するという、ワイルドさというかアバウトさも大事かもしれません。
立ち寄った施設
- 銭湯
この旅におけるオアシス。1日40km歩いた疲れを吹っ飛ばすための施設であり、ここでは多少の贅沢を許される。贅沢といいつつコーヒー牛乳とアイス1本なので、歩き旅というのはモノの価値を上げるのにうってつけだと思います。
- 公園
寝るために立ち寄った。最近のベンチは浮浪者対策が行き届いており、浮浪者でない私まで被害を被りました。比較的古い公園などは寝れるベンチが多い。不幸にも私の寝床は全てカーブしていたので、エビのような状態で睡眠を取る必要がありました。ちなみに野宿をした際は職質と犬に起こされた。わんわん吠えんな!
- ネカフェ
充電もなくなり、めぼしい銭湯もなかった時に利用。シャワー付きで非常に良かったです。ただマンガやネットで遊んでいる暇はない。私はあまりネカフェを利用した事がなかったので新鮮だったが、隣の人が大音量でAVを流しながらカタカタ揺れているのは控えめに言って最悪だった…最悪…。
- さわやか
最終日に利用。今回の旅におけるひとつの目標であり、ハンバーグを中心としたファミレスです。実は道中の静岡市にもあったけれども、最後に浜松まで歩いて食べて本当に良かったです。空腹は最高のスパイスとはいいますが、空腹抜きでも美味しいハンバーグでした。必ずまた行きます。
- 敷居が高そうなバー
沼津にて利用。小綺麗にはしていたものの、どう見てもドレスコードとかではないので、入れないかなーと思っていたら、優しくOKして頂きました。カクテルって作り方でこんなに味違うんですね…。メニュー無いわ値段書いてないわでビビりながら飲んでましたが、将来は胸はってガンガン飲めるようになりたいです。
- 誓いの鐘
足利山にて立ち寄りました。山小屋のお婆さんに写真を撮ってもらう代わりに、何かを何回か誓わされました。正直山を登っていてグロッキーでしたが、水と団子を出してもらったお婆さんの勧めを断る気分にはなれませんでした。
こんな感じです。
後悔こそないものの、道具や準備に関してはもっと出来たかなというところが実感としてあります。逆にここまでノープランというか、初心者でも達成出来てしまうので、一番大切なのは気合いとか根性あたりだと思います。
一番大切なもの:気合いとか根性